【 マッサージについて 】
日本ではマッサージというのは、あん摩マッサージ指圧師という国家資格を持つ人が行う施術です。
3~4年専門学校に通われ、国家資格に合格されてからマッサージという名称を使用することができます。
マッサージは、手を使って皮膚や筋肉にやさしく刺激を与えることで、血液やリンパの流れを整えていく手技療法です。
世界的にも、医療やリラクゼーションの分野で広く行われてきました。
体に起こる変化 メリット・デメリット
メリット研究では「一時的に疲れや痛みをやわらげる」「リラックスにつながる」といった効果が多く報告されています。
ただし、体のゆがみや構造的な問題を根本的に改善するものではない という点も忘れてはいけません。肩こりや腰痛に対しては一定の効果があるとされていますが、病気そのものを治す方法ではありません。
注意してほしいこと
急性の炎症や骨折、血栓症、悪性腫瘍があるときは受けられません。 強すぎる刺激は、かえって筋肉や血管を痛めてしまうことがあります。 高血圧や循環器の病気、皮膚のトラブルがある方は、必ず施術前にご相談ください。
当院の考え方
一般的に「マッサージ」と呼ばれるものは、国家資格を持つ施術者が行う医療行為を指します。
当院で行うのは、それとは異なり、筋肉や筋膜をやさしく緩めたり、体のバランスを整えるための手技(スポーツマッサージを応用したスポーツコンディショニングや筋膜リリース)です。
そのため、単なるリラクゼーションではなく、体の使い方や姿勢を改善するためのサポートとして取り入れるものと考えています
当院では、マッサージ等を「単独の治療法」として積極的に取り入れているわけではありません。
しかし、患者さまの状態に合わせて「心身をゆるめるため」「筋肉をやさしく整えるため」に、患者様の身体の状態にあわせて用いることはあります。
体に強い刺激を受け続けると、脳がその信号を正しく処理できなくなってしまうことがあります。
私はこれを「頭のバグ」と呼んでいるのですが、本来であれば“痛いものを痛い”と感じるはずが、逆に正しく受け取れなくなってしまうんですね。
そうした状態の方には、まず脳が安心して「正しい刺激」として認識できるように、ソフトな刺激や場合によっては筋膜リリースやスポーツコンディショニングを用います。
その上で、体が本来の感覚を取り戻していけるように整えていくことが大切だと考えています。
本当に体を良い方向へ変えていくためには、骨格・関節の歪み自律神経の乱れを整える。姿勢や体の使い方を見直したり、運動療法と組み合わせることが重要だと考えています。
店舗横に駐車場ありますが、タイミングにより
空きの無い場合はご容赦下さい。